私、普段は汚部屋の住人なんです。
床が見えないくらい、モノが散乱した部屋に住んでいます。
え、そうなんですか…?
だって、頻繁に使うものは手の届く距離に置いてあったほうが生活の効率があがるじゃないですか…!
ですが「よし、頑張るぞ!」というタイミングでは必ず部屋を掃除するようにしています。
私の経験上、部屋を綺麗にすると必ず良いことが起こるからです。
これは決して“幸運を呼び込みましょう〜”みたいな怪しい話ではありません。
学術的にしっかり証明されている理論に基づいてお話しします。
人生を変えたいときは部屋を掃除しよう
部屋を掃除するとメンタルが安定する
散らかった部屋にいると、ストレスホルモン「コルチゾール」が副腎皮質から分泌されます。
そのコルチゾールが増えると、感情をコントロールする脳の海馬が萎縮して不安や鬱を悪化させます。
コルチゾールは人生を暗くさせる大きな要因のひとつです…!
近年の研究では、部屋を片付けただけでコルチゾールのレベルが低下して鬱や精神疾患が改善したという実験データも出ています。
またコルチゾールは食欲を増進させるので、太る原因にもなります。
部屋を綺麗にしてコルチゾールの量を減らすと、体重の設定値が下がります。
つまり、綺麗なお部屋で生活するだけで痩せるんです。
コルチゾールを抑えるだけで良いことだらけ!
その一番手っ取り早い方法が、お部屋のお片付けです!
ブロークン・ウィンドウ理論について
こちらもメンタルの安定についてです。
ブロークン・ウィンドウ理論(Broken Windows Theory)という環境犯罪学上の理論があります。
一言で説明すると「環境が乱れていると、心も乱れる」という理論です。
例えば。
アメリカの犯罪都市ニューヨークには、「地下鉄のラクガキを消したら凶悪犯罪の数が半減した」という実績があります。
また、「事故車の8割は車内が散らかっている」という言葉も有名です。
「割れた窓ガラスを放置すると治安が悪化するよ」という考え方から、この名前が付けられました。
心が乱れているから部屋が散らかるのではありません。
部屋が散らかっているから心が乱れるのです。
部屋が綺麗になると、慢性的に脳が抱えるストレスが減ります。
Won;Reiの掲げる「Lightlyな暮らし」がに近づけるわけです。
まずはお片付け、してみませんか。