- 「いや、それはーー」
- 「いや、ただーー」
- 「いや、でも――」
枕言葉のように「いや」を付けないと会話ができない、という人がいます。
いわゆる否定癖です。
いるー!
そういう人、いるー!
これはフラジャイル・ナルシズム=壊れやすい自己愛精神が原因とされる現象で「周りの人から嫌われる人間ベスト5」にノミネートされてしまうような悪い癖です。
ちょっと探してみると
「否定から入る人とは関わらないようにしましょう!」
という記事もたくさん出てきます。
もし自分がそうなら、今すぐ治しましょう。
周りにそのような人がいるなら、可能な限り距離を置きましょう。
今回の記事は、ちょっと辛辣になるかも…。
「いや、」が口癖な人について
否定から入る人の特徴
「いやーー」から話し始める人は、心理学的に見ると次のような性格の人物に分類されます。
- 横柄
- 頭が悪い
- 自信がない
- メンタルが弱い
- プライドが高い
- 自己肯定感が低い
- 頭でっかちである
- 仕切りたがりである
- かまってちゃんである
- 包容力や理解力に乏しい
完全に悪口じゃないですか!
「いや」 というのは相手を否定する言葉なので、会話する相手にネガティブな印象を与えてしまうのは当然なんです…。
「否定ばかりするのはバカだから」という書籍も出版されています。
相手を否定する人の心理
頭が悪いので、相手の発言の意図を理解できません。
自分にすんなり入ってこない発言は、すべて間違いだと思ってしまうんです。
自信がないので、相手を否定しないと自分の正しさを主張できません。
メンタルが弱いので、相手を否定することで自分の心を守ろうとしています。
プライドが高いので、相手の意見を受け入れたくありません。
頭でっかちなので、自分の得た知識以外は間違いだと決めつけます。
仕切りたがりなので、自分以外を下げることで自分が会話の中心に立とうとします。
統計から導き出されている根拠のある事実です。
もし否定癖がある人は、多かれ少なかれ周りにこのように思われてること覚えておきましょう…。
否定から入ってしまうのをやめたい人へ
まず、はじめに。
対人関係において、否定から入るのは人間として恥ずべき行為であることを知っておきましょう。
人間は他人を受け入れることで社会を生成してきた生き物です。
他人を受け入れないというのは、縄張り争いをし続ける野生動物と同じです。
次に。
「いや」「でも」「だって」を
「なるほど」「たしかに」に置き換えてみましょう。
相手を受け入れるワードから会話を始めるだけで、相手にネガティブな印象を与えなくなります。
まずは、周りの人に嫌われない状態になることを目指しましょう!
否定から入ってくる人をなんとかしたい人へ
セオリーとしては
- 距離を置く
- あきらめる
の2択です。
一緒にいる限り否定され続けるのは、疲れてしまいますよね。
しかし人間関係の維持を考えると、なかなかこちらから指摘はできないと思います。
指摘できたところで、おそらく治りません。
自分の人生を侵食されないためには、どうしても「距離を置く」が最善の策になってしまうのです。
なんとかして治してほしいなら、相手が自分で気付いて改心してくれるのを待ちましょう…。
おまけ: 東北の方言の「いや」について
東北の人には「えっとー」の感覚で「いや」を使う方言があります。
本人たちは何の気なしに使っているのですが、やはり否定的なイメージを持たれることが多いそうです。
東北民、気をつけましょう!