- とにかくやる気が起きない。
- やらなきゃいけないことを始められない。
- 大事なことを先延ばしにしてしまう。
- ずっとモチベーションがあがらない。
こんな悩みで人生を停滞させている方に朗報です。
脳の仕組みを利用して、やる気スイッチを強制的にONにする方法を見つけたのでシェアします。
脳の仕組みを利用したやる気の出し方について
生き物の脳は「現状維持」が最優先
生き物の脳は、可能なかぎり「現状維持」をするようにプログラムされています。
これは生命の防衛本能で、命の危険を感じていない状態――つまり平和な状態を維持しようとするんです。
何もしていない状態 = 命の危険がない状態
命の危険がない状態 = 平和な状態
平和な状態 = 維持するべき状態
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何もしていない状態 = 維持するべき状態
これが、脳がやる気を起こさない理由です。
現状維持プログラムをOFFにする「側坐核」
前脳に「側坐核(そくざかく)」と呼ばれる神経細胞の集まりがあります。
そして、その側坐核が刺激されると人間の行動意欲を高める「ドーパミン」という神経伝達物質が分泌されます。
つまり側坐核を刺激してドーパミンさえ出してあげれば、あとは勝手にやる気が出始めるわけです。
側坐核を刺激するコツは「10秒アクション」
やるべき作業の冒頭10秒の行動を取ってみましょう。
この10秒はとても苦しいと思います。
やる気がゼロの状態なのですから、苦しくて当然です。
なんとか10秒耐えてください。行動しましょう。
この無理やりの10秒間の刺激が、ドーパミンを分泌させるトリガーになります。
大切なのは質よりも実績。
作業の質は後回し。
質に拘るのは、ドーパミンが溢れ出してからです。
質に気が向きだしたら、それはドーパミンがしっかり分泌されはじめた証拠です。
例えば。
我々ブロガーなら「まずは執筆用のテキストエディタを起動する」とか。
お皿を洗う家事なら「とりあえずスポンジに洗剤をつけて蛇口から水を出す」とか。
「行動した」という実績を作りましょう。
これがドーパミン分泌の起動スイッチになります。
ドーパミンが分泌されれば、あとはイッツ オートマチックです。
頑張って仕事を終わらせろ、なんて言いません。
動きましょう。まず10秒動きましょう。
質は求めない。
まずは初動10秒だけ動いて、側坐核を刺激しましょう。
先延ばしは1冊のノートでなくなる
「ズーニンの法則」について
「ズーニンの法則」という言葉をご存知でしょうか。
アメリカの心理学者レナード・ズーニン氏が提唱した法則で
「物事がうまくいくか否かは最初の4分間で決まります!
とりあえず最初の4分間だけは頑張って動いてみましょう!
最初の4分間がうまくいけば、その後はイッツ オートマチックです!」
というものになります。
別名「初動4分の法則」とも呼ばれています!
実際には、側坐核を刺激するための時間は4分も必要ありません。
4分間も動いていれば、完全に臨戦態勢に入れます。
4分なんて、めちゃくちゃ長いじゃないですか。
そんなの耐えられるわけないじゃないですか。
10秒で良いんです。
まずは10秒、動いてみましょう。
10秒の我慢が、あなたの人生を変えてくれます。
「10秒アクション」について詳しく知りたい方は「先延ばしは1冊のノートでなくなる」を読んでみてください!
「やる気が出なくて、大事なコトをつい先延ばしにしてしまう…」という悩みを解決してくれます!